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ふっと気持ちが楽になるとき [事務所の日々]

ゆうスペースに3名参加いただく。
お当番は金曜日が久しぶりの、マーガレットと私。
私たち2人とは初対面の参加者さんがいらっしゃり、
最初はちょっと緊張されていたけれど
参加者さん同士は以前同席されたことがあるようで、
しばらくすると緊張もほぐれた様子。この雰囲気がいいなと思う。

子どもが不登校になると、「このままで大丈夫かな?」
「何かできることがあるのでは?」「好きにさせていていいのかな?」
戸惑いながら、不安な気持ちでいっぱいになる。
できたら学校に行かせたいし、勉強もしてほしいし、
朝はきちんと起きて、みんなが学校にいる間はゲームはしないでほしい。
そんなこんなで、子どものことを縛ってしまい
子どもがどんどんしんどくなる。
そんな子どもを見て、親もしんどくなる。
私たちもそうだったなあ。

でもふとした瞬間に「しゃあないか」
「もう好きなようにしたらええやん」と思える瞬間が来る。
いろんなしがらみから逃れて、肩の力が抜けて、
ふと気持ちが楽になる。
すると本当に不思議なことに、子どもの表情も明るくなってくる。
「親が元気になったら、子どもも元気になる」ってホントなんだなあ。

もちろん、そういう気持ちになるまでには、
周囲の理解が得られたり、親が支えられたりすることが必要だし、
気持ちは上がったり下がったりで大きく揺れるけれど、
なんとなく「腹が据わる」って感じになると、親も子も楽になる。

自分たちのときのことを振り返り、反省もしつつ(笑)
みなさんのお話を聞くと、私たちも心が温かくなってくる。
ゆうスペースは私たちの活動の支えだな、と思う。

明後日、25日に3度目の緊急事態宣言が発出される。
私たちの活動は不要不急ではないと思ってはいるけれど、
状況を考えると、活動の自粛も考えざるを得ない。
5月30日開催予定の『不登校の子どもの進路を考える会』も
アスニー山科を使用する関係で、宣言が解除にならなければできない。
ゆうスペースも参加者さん、スタッフ双方のことを思うと
状況に応じて形を変える必要もあるのかな。
悶々としながら、準備を進める。無事に開催できますように。(さくら)


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