京都新聞を見て

　今日の朝刊にフェルマータの記事が載ってるよと、さくらとマーガレットからメールが来た。満面の笑みで写ってると聞いて、ひとまず人相は悪くなさそうと安心した。ちょうど当番の日だったので、事務所をあけるやいなや電話がかかった。早速今朝の新聞を見て、電話をかけてきてくださったそうだ。電話口でときどき涙声になられるので、こちらも胸がつまってくる。話し中に、オパールが物音たてないようにひっそりと入ってきた。
　一度あんだんてにおいでくださるようにお誘いして電話を切ったとたん、次の電話が・・。やはり新聞の影響は大きい。
おばあちゃんが孫を心配してかけてきてくださったのだった。孫の将来が不安で、と訴えられる。とてもかわいく大切に思っておられるのが伝わってくる。不登校になっても将来が閉ざされたわけではないことをお伝えして、少し安心してくださったようだ。

午後から、♪あんだんて♪のＨＰなどでお世話になっているＫさんが久しぶりに来訪。
　出会った頃は、まだ幼稚園に行っていた子どもさんが、もう小学校６年生。人の子の成長ははやいなあ。今家にひきこもっている子どもさんたちも、なにもしていないように見えても、いつのまにか成長していて、気がついたら、外で自分の世界をつくり動き回っている、という時期がくるのだろう。 それまでの時間を、いかに保障してあげるか。
　親も焦ったり不安になるとき、人とつながり、周囲に支えられながら子どもを見守っていけるといいのだが。（フェルマータ）