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さくら舞う季節に思う [事務所の日々]

先週のスタッフ会議のときには、山科疎水の桜が満開。
心も軽やかに春を満喫したが、今日はもう葉桜になりつつある。
今年はあちこちの桜が一気に開花して、春爛漫を実感したけれど、
不登校の子を持つ親は、桜の花が舞う時期になると気持ちも揺れる。

ゆうスペース。フェルマータとともにお二人をお迎えする。
長年、お話を聴かせていただいている会員さんと、
初めて参加してくださる方。
子どもさんのつらさに直面していっぱいいっぱいになる気持ちを、
少し先を行く会員さんが受け止めてくださる。
状況は違っていても、通じるところはたくさんある。

新学期になって、これを機に動き出そうとする子ども。
前日から準備万端…と思っていても思うようにはいかない。
そんなとき、背中を押してもいいのかどうかわからない。
親にできることはなにもないのかと落ち込む。

「こんな状況は私だけ?」
いえいえみんな同じです。

押したり引いたりして、ときにはあきらめて、
子どもとの暮しを重ねている内に子どもが動き出す。
それがいつになるのかわからないのがもどかしいけれど、
誰かと思いを共有していれば、「その時」を待つことができる。
そんな場を提供していければいいな、とあらためて思った。

新学期を迎え、期待したり失望したり。
自分が思い悩んでいたときの気持ちを、
次回の通信でスタッフが綴る予定です。

「学校に行けないことで悩むこと」

つらい思いをすることがなくなることを願って。(さくら)
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