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親子・きょうだい関係 [事務所の日々]

 きょうは、マーガレットとお当番。
ゆうスペースは満席で、初めての方もいらした。
それぞれ、小、中、高の年代で、状況もいろいろだったけれど、
たまたま、兄と妹という関係のお子さんのいるお母さんたちで、
それぞれのお悩みがあった。

 不登校のお子さんが、そうではないきょうだいに
ちょっかいを出してみたり、物や親に当たってみたり…というのは
よく聞く話ではある。
不登校の心のしんどさからくる行動である場合ももちろんあるとは思うけれど、
中学生の不登校だと、思春期の反抗期と重なる時期だし、
小学生の場合でも、3,4年はギャングエイジという言われる時期でもあるし、
不登校であってもなくても、反抗期の時期はあるものだと
ちょっと心にとめておく必要もあるかもしれない。

 不登校の子どもに対して、親のほうは、これを言うと傷つけるだろうかと、
腫れものに触るような感じで接してしまっていることも多いかと思う。
伝え方には気を付ける必要はあると思うけれど、
親がほんとに必要だと思っていることを遠慮することはないのではと思う。
仮に、そのせいで、子どもがしんどくなったり、不機嫌になったりした場合は、
伝え方がまずかったのだと素直に謝ればいいし、親の気持ちを話して、
さらにコミュニケーションを深めていくよい機会だとも思う。

私自身は、私の言葉通りに子どもが受け取ってくれているのかどうかがわからず
心配していたときがあり、その時、主治医に相談したところ
「十分伝わってると思うよ。」
と言ってもらって救われた気持ちになったことがあった。
生活を共にしていると言葉のコミュニケーションだけでなくそれ以外でも
伝わっているものはきっとあるのだと思う。
うちに来てくださるお母さんたちは、ほんとに皆さん、
お子さんのために心を尽くしておられる方たちばかりだけど、
その気持ちがお子さんに伝わらないはずはないと思っている。 
                        (Nami)




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