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進路相談会 [♪あんだんて♪のイベント]

参加者10名  ゲスト 大学1回生O君(スタッフの息子) ♪あんだんて♪会員Kさん スタッフ3名

この日の朝から次々と予約の連絡がはいり、また突然ですがいいですかと尋ねてきてくださった方もあり、ご夫婦で参加の方もありで、小さな事務所はいっぱいになった。中学3年生の子どもさんを持つ方がほとんど。休み始めて間なしの方もいて、皆さん不安を抱えておられた。

O君は中学ほとんど全休だったにもかかわらず、全日制私学へ進学して、今は理系の大学生。「高校しんどくなかった?」「友達はすぐできた?」「勉強ついていけたの?」など親の質問にも「いや、そんなに・・」「はぁ、まぁ・・」「ああ、それなりに・・・」ととってもおっといりとしたお答え。そばで聞いてた親のほうが、「私は毎日いつ行けなくなるかと心配やった。中学ずっと休んでたのに、毎日通って、補講も受けてなんて、できるとはとても思えんかった。」それに対しても「そうかな、行くゆうたやん」と。親子のやり取りがおもしろい。親の方はおろおろ心配していても、子どもの方は親が思っている以上に逞しく成長していたんだね。

ゲストに来てくださったKさん。彼女は子どもさんが通信制高校へ転校される際に、たくさんの学校を見学されてきた。その学校の情報はものすごく豊富で、また、今現在の生きた情報なのでとても参考になると思い、今日はぜひゲストとしてきていただきたいとお願いして話していただいた。
6~7校、具体的に名前を挙げて、「あくまでも、私個人の一方的な感想ですよ」との前置きの上、どんな印象を受けたか、子どもの様子はどんなだったか、など、本音で聞かせていただいた。真剣に必死に学校を探しておられた体験談なのだけれど、明るく、ユーモラスな彼女の話に引き込まれ、笑いもおこる。一方で、彼女のそれだけの行動力を考えると、どれだけ子どものことが心配であったか、子どもへの愛情がどんなに深いものであったか、ということも感じた。

今日来られた方の多くが、「うちの子がいける学校はあるのだろうか・・・」という不安を持っておられたのだが、Kさんの話を聞いていると「うちの子にあう学校はどれか」という発想に立っていることに気づく。主体が「学校」ではなく「子ども」なのだ。子どもを学校にあわせるのではなく、子どもにあった学校を探す。学校選びの際に、この立場の違いはとても大きいと思う。そういう意味でも、彼女のお話はとても貴重だったと思う。遠慮せず、卑屈にならず、納得のいくまで足を運び話を聞き、学校が子どもを選ぶのではなく、子どもが学校を選んだらいいんだということが、他のみなさんにも伝わったのではないだろうか。

学校の印象や、好き嫌いは、もちろん一人ひとり受け止め方が違う。やはり、ご自分の目や耳で確かめることが一番大切である。Kさんからはその見学する際のチェックポイントも伝授していただいた。アポありアポなしの際の学校側の対応の差、お昼休み(昼食)はどんな風に過ごしているのかは子どもにとっては重大事項、エレベーターで乗り合わせた学生に話しかけて学校の様子を尋ねたり、男が多いか女が多いか、何高校卒業になるのか(通信制サポート校の場合、サポート校の名前と実際に卒業資格が得られる高校の名前が違うこともあるので)などなど・・。そういったポイントもほんと大切なことだと思った。(ラスカル)

去年、進路相談会に来られていた会員さんが来て下さったのもうれしかった。当時まだ子どもさんは、見学に行けるほど元気じゃなくて、カウンセラーから子どもさんが見学に行かないと・・・と言われて落ち込んでらしたけど、「親だけでもいいんですよ」ってあんだんてで聴いて、それから動きがでてきた感じだった。
入学式の前日まで待ってくれる高校もある。ぎりぎりまで待って動き出す子もある。(フェルマータ)



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