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親以外の人にできることは [事務所の日々]

 ここのところ朝晩めっきり寒くなった、事務所は1階なので底冷えする。
毎年寒さと戦っていたのだが、先日ホットカーペットを入れることにし、
すぐにフェルマータが買ってきてくれた。
今日のお当番Namiと早速掃除をしてひいてみると、足元がポカポカして気持ちいい。
ホッとしたところに会員のOさんが登場。お忙しい中、発送準備に来てくれたのだ。
手には手作りのお座布団。いつもながらのお気遣いにただただ感謝。

 通信発送はOさんにおんぶにだっこ状態、本当にありがたい。
とにかく午前中にできることをと、
相談電話も受けながらそれぞれが事務作業に取りかかる。

 午後からはCocoも来てくれてオンリーワン。
「心配なので同席してもいいですか?」とお友達も一緒。
お互いを尊重して、支え合える関係なのだろう、
お話を聞いていると、そのことが伝わってくる。

 親とはちょっと違う視線で、子どものことを見てくれる存在。
客観的に子どものいいところ、気になるところを見つけてもらえると、
親の視野も広がるように思う。
それとともによき理解者として、悩みや愚痴が聞いてもらえて
本当に心強いだろうなあ。

 最近、祖父母の方からの相談が増えているのだが、
自分にできることは何かと思い悩まれている。
特に離れて暮らしている場合、心配のあまり
余計なことを言ったりしてしまうこともよくある。
不登校の子を持つ親としては、心配してもらうことはありがたいが、
今は自分の子どものことで精一杯、
とにかく黙っていてほしいという思いもあるようだ。

 不登校を経験した子どもたちに話を聞いてみると、
祖父母には学校に行っていない自分に今まで通り、
同じように接してもらったのがうれしかったと言う。
生まれてからズーッと温かいまなざしでその子どもさんを見てきた
祖父母だからこそできることだと思う。
親にとっても、困ったときに相談できたり、
どうしようもなくなったときにちょっと愚痴が言えたり、
そんな存在でいてもらえたらうれしいのではないだろうか。

 オンリーワンでお話をされる二人を見ながら、そんなことを考えた。
外は風が冷たい一日だったが、足元ポカポカ、心もポカポカ。
人の温かさも感じた一日だった。  (さくら)

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