京丹後市フリースクール「bee Free」

　２４日につづいて、フリースクールのスタッフ研究会に呼んでいただいた。♪あんだんて♪発行の「プロントントン２号」「パザパ」など、いつも注文してくださっていて、通信の交換などしている。子どもに対する目線に暖かさを感じていたせいか、初めて伺うところなのにあまり緊張感もなく、どんな方が待っていてくださるのかと、とても楽しみにして行った。
　緑の深い風景に見とれているうちに、駅についたら、「bee　Free」の小さなプラカードを持った上品なご婦人がお二人で待っていてくださった。
　研究会のメンバーは、代表のMさんとこのフリースクールを立ち上げた親御さん、しんどい親子を支えつづけてくださった養護の先生、高校の先生、ボランティアの方などに加えて、今渦中の子どもをもつ親御さん。♪あんだんて♪より１年ほど早くはじめていらっしゃるので、不登校だった子どもさんが、それぞれバイトに行ったり、動き出されていて、子どもの成長を信じられるモデルになっている。
　他の親の会でも感じるが、学校へ行けない状態を受け入れ、しんどい子どもに寄り添って見守っていく大人の人間関係そのものが、競争したり、効率を求めたりする社会の流れから一線を画していて、お互いに認め合ったり助け合える関係になっている。
大人も子どももそんな関係を体験していくと、少しでも生きやすくなるように思う。ここでも素敵な大人の輪を見つけて、うれしい思いで帰途についた。（フェルマータ）