中学受験のその後

　今日は、午前中と夕方にオンリーワンの方が見えた。小学校から進学塾に行き、志望校に合格し、胸を膨らませて通学し始めたけれど、学校があわなかったり、勉強が難しくなったり、友人関係につまずいたりして行けなくなってしまうことがある。私立中学校の中には、学業についていけなかったり、教師に反抗的だったりすると、
あからさまにやめてもらっていいという対応を感じる場合もある。そんな時、子どもは大人に対する不信感でいっぱいになるのだと思う。家で暴れて親御さんと険悪になっていることも多い。
　子ども自身に成績優先の価値観が植えつけられていることもあって、自己否定も大きいし、もう将来の道が断たれたようにも感じてしまう。いろんな人と出会ったり、社会経験があると視野がひろがって、それほど自分を追いつめなくてもいいのだけれど。いろんな道があると知って楽になってほしいと思うけれど、今までがんばってきたから、そんなに簡単に方向転換できないというのもわかる。
　昼食のあと、マーガレットとシンポジウム報告集の製本作業にかかる。製本ファイルがあるので、手早くきれいに仕上がる。面白くて、たくさん製本できた。作成協力金をいただいていた方々に、やっと報告集を送ることができて、ほっとした。　このシンポジウムは大変好評だったので、多くの方に読んでいただきたいと思う。（フェルマータ）