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進路相談会 [♪あんだんて♪のイベント]

 中2から高1まで9名の方が参加。
スタッフ3人と、ゲストの経験者の若者2人も加わって、狭い事務所が満員となった。
前半は代表から、高校の制度についての説明と、
進路・進学の様々な道筋を紹介。
後半はスタッフやゲストの経験談を聞いていただいた。

 不思議なもので、経験者の若者が来てくださると、場の雰囲気が一気に明るくなる。
不登校をしていても、ちゃんと成長するのだというモデルを見ることで、
お母さんたちが安心できるからだろう。
次々と質問が飛び交い、それに対して穏やかに慎重に言葉を選びながら
受け答えしてくれていた若者の姿が、とても大人びて見えた。

こうして改めて不登校経験者のお話をお聞きすると、
不登校の子どもたちの中学卒業後の進路は、実は様々な可能性が
広がっているのではないかとさえ思えてくる。
大半の中学生が、ただ偏差値で輪切りされた高校の中から
友だちが行くからと言う理由で選んでいたりしている中、
彼らには、「何のために高校へ行くのか」「どんな三年間を過ごしたいのか」
「さらにその先は、どのように生きていくのか」
そんなことを深くじっくりと考えながら進路や学校を選ぶ自由と時間が
与えられているように思える。
そう考えると、まんざら不登校も悪くないなと思えてきた。
                                     (ラスカル)

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