SSブログ
事務所の日々 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

久しぶりの事務所 [事務所の日々]

 きょうは久しぶりのお当番。
昨年末から用事で、なかなか当番に出られず、
山科に来ること自体が久しぶりなので、事務所付近の様子も変化があり、
急に更地になっていたところもあって、もとはなんだったっけ?などと
考えながら、事務所に到着。
予約は、ご希望が多くて、4名の方。
距離をとりながら、椅子をセットしてみる。
早くこういうことに気を遣わずに済む日がくればいいのにね。

 きょうの4名の方のうち、おひとりは、初めての方で、低学年の方だった。
私とラスカルは小学校低学年からの不登校の経験者で、
同じような思いをしてきたのだが、小学生ならではの難しさもあるけれど、
逆に小学生でよかったと思うこともあったよね、と二人で話し合った。
みんなと同じではなくても、
その子なりの育ち方というものがあり、それに早くから気づけたことは、
よかったのだろうと思う。
ご家族で、うまくサポートしておられるので、安心だけれど、
お母さんが、これからも無理なく、過ごされるといいなと思う。

きょうは、私も久々に直接、ラスカルと、フェルマータにも会えて、
話ができたことで、充電できたような気持ちになった。
人と会話することってほんとに大事なんだなと改めて思った一日だった。
(Nami )

nice!(0) 

今年初めてのゆうスペース [事務所の日々]

緊急事態宣言が再び京都府に出ました。ゆうスペースは今後どうしたらいいのか
悩ましいところですが、本日は以前より予約してくださっていた方に直接ご意向を
おききして、予定通り行うこととしました。

今後も、状況を鑑みながらではありますが、手洗い換気密にならない距離など
感染対策に気を付けながら、可能な限り開催していきたいと思っています。
しかしながら、状況によっては変更中止などの可能性もありますので、その際には
ホームページや留守番電話メッセージでお知らせいたします。
参加を予定されている方も、当日キャンセルも可能ですので、体調不良や外出に不安を
感じられるときにはどうぞご無理のないようになさってくださいね。

ゆうスペースは初めての方お一人来てくださいました。
まだ休み初めて間がないのに、色々な相談窓口や支援先などを探され、
お仕事もお忙しい中子どもさんのために頑張っておられました。

親も子もしんどいなか、なんとか学校へ足をはこんでも、そのときの先生の対応に
がっかりさせられたというお話をしばしばお聞きします。
「面倒をかけるな」と言わんばかりのイライラした態度や表情、
「どうしてこないんや?、しっかりしろ、みんな頑張ってるんや」などの心ない言葉。
子どもがふて腐れたり素っ気ない態度だったとしても、それは表向きで、
内心は不安と緊張の中、精一杯気持ちを奮い立たせて来ていると言うことが
わからないのでしょうか。
久しぶりに学校へ来た子どもの気持ちを想像することがそんなに難しいのでしょうか。
一言「しんどいのによく来たなぁ」といってくださるだけでいいのですが…。

今日はいくつかある京都の親の会の中でも中心的な役割を担ってこられた世話人の
Hさんが来てくださいました。これまで25年続けてきた「全国の集い」の活動を
まとめた本『登校拒否 不登校 親たちのあゆみ』を出版されたそうで、
わざわざ届けに来てくださいました。長年の活動に本当に頭が下がります。
あんだんての活動にも、いつも賛同協力してくださっています。
そして、私が一番はじめに出会った支援者はHさんでした。
Hさんが活動を続けておられる限り、私もあんだんての活動を続けていかなくてはと
改めて感じました。

nice!(0) 

思いは同じ [事務所の日々]

今年最後のゆうスペースはフェルマータと。
3人の方がご予約くださり、満席となった。

思えば去年の今ごろは、新事務所への移転が決り
みんなワクワクしていた頃。
2月末に引っ越して間もなく、
ゆうスペースが開けない状態になった。

突如学校が休校になるという今までにない事態に
子どもたちはどうしているんだろう、親御さんは大丈夫かな
と心配しつつ、悶々とする日々。

6月になり、ようやく3名限定ではあるが、ゆうスペースを再開できた。
それ以降今日まで、月2回のゆうスペースには
常に2~3名の方が参加してくださった。
満席でお断りするのは心苦しいが、今までになくゆっくりとお話を伺い
また参加者さん同士が共感しあえる場になっていたかと思う。

参加してくださる方の状況はさまざまで、
お家の事情が違ったり、子どもさんの状態が違ったりで、
時には、自分の子どものことをもどかしく思うことがあるかもしれないけれど、
その中にあっても、ご自身のことに思いを巡らされ
たくさんの気づきをされていく。
私たちも微力ながらお力添えできているかな?とうれしくなる。

ご事情や状態は違っていても、わが子を思う気持ちはみんな同じ。
不安で、心配で「何かできることはないか」とあれこれやってみて、
やがて本人を動かすのではなく、周囲が変化していくことで
子どもも自然に動き出すんだと気づいていかれる。
「そうなんだよね」、私たちも何年もかかってそう思えるようになった。

今しんどい思いをされている方に、私たちができることは
母親や周囲の方の気持ちが少しでも楽になり、
子どもが動き出す時を待つお手伝いをすること。
かつては私たちが、多くの方に助けていただいたように。

来年はどんな年になるのでしょうか?
少しでも心穏やかに過ごせて、
ゆうスペースもお気楽に参加していただけますように。
どうぞみなさまも、希望のある新年を迎えられますよう、
お祈り申し上げます。来年もよろしくお願いします。
nice!(0) 

思春期 [事務所の日々]

 きょうはさくらと久しぶりにお当番。
満席が多かったゆうスペースは、意外にもおひとりだけのご予約だった。
その分、ゆっくりお話を聞かせていただけた。

 中2のころは、思春期真っただ中。
この年代の子どもたちが不登校になると、
思春期の問題も重なり、親子関係が難しくなるケースをよくお聞きする。
親は、不登校という事実が重くて、
腫れものにさわるような対応をしてしまったり、
どのような対応が正解なのかと、日々悩んだりしてしまう。
思春期が自立へのステップと考えると、やはり少し距離をとるほうが
お互い冷静になれていいのかなと思う。

放っておくというのでもないけれど、何事も本人に任せる、
本人が自分で決める、というのは大事なことだ。
そして、決めた結果を尊重してもらえる経験は、親に対しての信頼に
つながるのではないかな。そういうことを通して
新しい親子関係、家族関係に変化していくものなのかも。
日々の混乱や葛藤は、疲れるけれど、
子どもも日々成長するので、この時期を過ごしたあと、
家族みんなが仲良く、よい関係になるケースは
たくさん聞かせてもらってきた。
ストレスがたまったらどうぞ、ゆうスペースに吐き出しにきてもらって、
このしんどい時期を乗り越えていただけたらと思う。

 ゆうスペースの後は、さくらとゆっくりお互いの近況などしゃべれてよかった。
昨年の今頃なんて、マスクしながらとか考えもしなかったよねと話しながら…。
子どものことも話題に上るけど、老親のこと、お寺やお墓のことに至るまで、
話のタネは尽きることがない。
この楽しみがあるから、続けていられるんだよなぁと思いながら、
きょうも帰途についた。   (Nami)


nice!(0) 

気づきを重ねて [事務所の日々]

10月ももう終わりに近づき、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。
事務所に着くと、フェルマータが暖房を入れ温めてくれていて、
お当番のマーガレットとともに一息つく。
暖かい場に受け入れてもらえると、体も心もほぐれる。

ゆうスペース。
不登校の子どもとのくらしをお互いに語り、聴きあい、共感する。
「そうそう」「それそれ」「一緒やねえ」
日頃感じていることを言葉にして振り返りながら、
気づいたことをまた言葉にする。
小さな「気づき」を重ねている内に、自分自身が少し変化して
その変化が夫や家族、周囲を変えていく。
周囲の自然な変化は子どもに伝わり、子どもの変化に繋がっていく。
時間はかかるかもしれないけれど、
その内に子どもは自分自身で動き出していくのだ。
「親が変われば・・・」とよく言われるけれど、
「無理に変わるのではなく、自然と変わっていけばいいんだよ」
と今なら言える。

「気づき」を積み重ねることができる場を提供し、
お手伝いができることをとてもうれしく思うとともに、
自分自身もまた、さまざまな「気づき」を重ねているなあと感じ、
ありがたく思う。

フェルマータが温めてくれていた部屋のように、
一息つける、暖かい場を大切にしていきたい。(さくら)

nice!(0) 

通信印刷 みなさまへのメッセージ [事務所の日々]

今日は通信印刷でした。コロナ禍で自宅で印刷したり自分の都合がつかなかったりで、
私としては久しぶりの山科社協でした。
(通信は山科社協の印刷室をお借りして刷っています)

さくらが印刷機をさっと回してくれたので、私は二つ折りにするため紙折り機の前へ。
「紙折り機さわるの久しぶりだな」と思いながらスイッチを入れた瞬間、
ある人のことが急に思い出されました。
事情があって、遠く離れてしまった人ですが、まるですぐそこに居るかのような
不思議な感覚でした。この印刷室でよく一緒に過ごしていたからでしょうか…。

どうしているかな?
私のことを覚えていてくれているかな?
会いたいな。また会えるかな…。

そんな思いもあり、事務所に帰ってからはお手伝いに来てくださった会員のKさんと一緒に、長らくお会いしていない会員さんやお世話になった方々に、どうされているかなぁと思いを馳せながら発送作業を行いました。

みなさま
ご無沙汰してます。いかがお過ごしですか?お元気ですか?
このコロナ禍で、不安になったり不自由な生活を送っておられる方もいることでしょう。
慣れない生活スタイルに戸惑ったり、人と直接顔を合わせる機会が極端に減って、
寂しく感じていたり孤立感を深めている方も居るかもしれませんね。
私たちも、行動が制限される中、思うように活動が出来ずに、さまざまな戸惑いや葛藤を
感じながら、それでも少しづつ活動を再開しています。

♪あんだんて♪という場所で、みなさまと出会いました。
ここで共に笑ったり泣いたり、共感したり励まし合ったりして、私はあの辛い時期を
乗り越えることが出来ました。
今の自分があるのは、ここで出会ったみなさまと過ごした時間があったから。
自分が自分らしくあっていいということを教えてくれたみなさまに、
ありがとうございます、おかげさまで元気にしています、とお伝えしたい。
直接お会いしてお礼が言いたい。
その時まで♪あんだんて♪を守り続けていきたい。
それまでどうかみなさま、お元気でいてくださいね。 ラスカル
nice!(0) 

日々の変化、小さな気づき [事務所の日々]

朝晩涼しくなって、ようやく秋の気配が見えてきた。
事務所近くの栗の実も、おいしそうに色づく。
京都駅も少しずつ人出が増えてきて、
心配しつつも、足取りがホンの少し軽くなる気もする。
事務所に着くと、ラスカルが出迎えてくれた。

ゆうスペース。
久しぶりの方も来てくださって、みなさんの近況をお聞きする。
思いがけない休校期間、
子どもたちにとっては自分のペースで動ける時間でもあったが、
外に出られない閉塞感の中で、人間関係のしんどさを経験した子も。
突然、いろんな状況がいっぺんに変わったのでしかたのないことだけど
周囲の大人も翻弄されて、子どもたちに目を向けることが難しく
置き去り感を感じた子もいたのではないかと思う。

子どもたちが戻ってきた学校現場は、今までにない配慮が必要になり、
先生方のご負担が増え、対応に苦慮されている様子もうかがえる。
子どもは大人が思っている以上にたくましいけれど、
やっぱりできる限り、心を配る必要があると感じる。

そんな中、子どもが学校に行けなくなり、
子どもと過ごす時間が否応なく増えてしまう親御さんやご家族は
ふとした瞬間に、子どもの変化を感じることが多い。
何気なく過ごしていると見過ごしてしまうホンの小さな変化。
心配になってしまうようなことも多いけれど、
心から「うれしい」と思うこともいっぱいある。
それを誰かに伝えたいと思っても、「そんなことくらいで・・・」
と一蹴されてしまうこともよくあることで、なんだかさみしい。

でも、ゆうスペースなどで同じ立場の方に聞いてもらうと
その気持ちに共感してもらえて、気持ちが楽になっていく。
心配なことも一緒に考えてもらって、ちょっと先が見えてくる。
私も♪あんだんて♪の仲間に支えられてきたなと、あらためて思う。

一度はオンラインでの開催も考えたゆうスペース。
それもありなんだけれど、小さな共感はやはり場を共有してこそのもの。
「この空気感!!」。これからも大切にしていきたい。(さくら)
nice!(0) 

川柳大募集! [事務所の日々]

 きょうは久しぶりにマーガレットとお当番。
ゆうスペースは午後からなので、しゃべりながらの事務作業。
これが今、一番楽しいな。

 中学3年のこれからの時期は、進路を考える時期になり、
何かと気持ちが揺れる季節だ。
家で、昼夜逆転しながら、ゲームに没頭してたりするのを見てると、
ほんとに大丈夫かなと思ったりもするけれど、
そうやって、好きなことをして、ゆっくりエネルギーをためている
時期がいかに大事な時間だったかということが、
あとになってみるとよくわかる。
好きなことからしか元気になれないのは、本当だ。
自分に置き換えて考えても、やはり、好きなことをしていると楽しいし、
何かウキウキして、元気になってくる。
そうして元気を取り戻した子たちは、思いがけない力を
ためているものだ。
ただ、それがいつのタイミングで出てくるのかは
誰にもわからないのだけれど...。
信じて待つ。
もう聞き飽きた言葉だけれど、やっぱり、それに尽きると思う。

 きょうは、ゆうスペースに途中からフェルマータも参加してくれた。
最後に、マーガレットが、通信で募集中の不登校あるある川柳の
宣伝をして、応募を呼び掛けてたので、笑ってしまった。
マーガレットはお得意だけど、なかなか集まらないので、
私たちも苦心しているところだ。
どうぞ、みなさま、お気軽にご応募くださいね。
次回通信のテーマは、「生活習慣の乱れ」です。
ご応募お待ちしています。
                     (Nami)


nice!(0) 

お昼ごはん問題 [事務所の日々]

 朝から時々雨が降り、気温はましだが、相当蒸し暑い。
きょうも、1か月ぶりに、またラスカルとお当番。
フェルマータがお部屋の準備を整えてくれていたので、
ラスカルがさっそく郵便物の記入や名簿の作成をしてくれていた。
その間に、私はハンドソープを、近くのコンビニに買いに行き、
運よくすぐに買うことができたけれど、少し前だったら
これを探すのも一苦労だったと思う。

 きょうの参加者は、定員の3名で、初めての方がおふたり。
そのうちおひとりは、また低学年の方だった。
ラスカルと私は、子どもが小学校低学年から不登校だったので、
小学生特有のしんどさを経験してきた。
たとえば、お昼ごはん問題。
家にいる子どものお昼ごはんは、年齢が高い場合でも、
親にとっては悩ましい問題であるけれど、
小学生の場合は、なおさらで、私自身も、内心は給食だけでも
食べてきてほしい(給食費払っているんだし)と切実に思っていた。

ラスカルは、あるときから、給食費を止めてもらったと言っていた。
先生が、急にその日だけ登校して給食を食べることがあったとしても
1人分くらいなんとでもなるのでと言ってくださったらしい。
私は、当時参加した親の会で、先輩のお母さんから、
給食費は止めてもらえると聞いて、一時はお願いしようかと思ったけれど、
そういうときに限って、たまに、ランチルームで給食を食べる時間だけ
行こうかなとか言い出すことがあったりして、
そういう場合に、先生に申し訳ないかもなどと思うと言い出しにくく、
払い続けて終わった。

でも、当時は、本当は給食代がもったいないというより、
家で子どものお昼ごはんを毎日用意しないといけないということ自体が
ストレスだった。
普通のおうちだったら、夏休みとかの長期休暇だけで済むのに…。
時々は、爆発して文句を言ったりもしたが、
だんだんそれが普通の暮らしになっていって、こちらも安定してきた。
きょう来られた方は、すでにその暮らしになじんでおられたようだけれど、
時々手を抜いて、無理なく過ごしていただきたいと思う。  (Nami)

nice!(0) 

♪あんだんて♪通信は残っていく [事務所の日々]

お盆明け、久しぶりの活動日。
朝から強い日差しの中、事務所に向かう。
今日はゆうスペースの予定だが、参加者もなく
なかなかできなかった書類や名簿の整理を始める。
自粛期間中は事務所に出てこられなかったし、
再開後もゆうスペースなどで、なかなか事務処理に手が回らなかった。
マーガレットと近況報告をしながら、
ついでに事務所内も整理してすっきりした。

郵便物をチェックしていると「京都府立京都学歴彩館」から
5月に発行した♪あんだんて♪通信103号を送ってほしいとのお手紙が。
そういえば先日も「国立国会図書館」から同様のお知らせが来ていた。

103号は自粛期間中で、スタッフの自宅で印刷・発送したため
♪あんだんて♪サポーター限定でお送りしたこともあり、
これまでは毎回発送していたが、103号だけ送っていなかったのだ。
通信はどちらの図書館でも資料として残していただいているようで、
欠番があればこうして連絡をくださる。ありがたいことだ。
私たちが活動を終える時が来ても、「♪あんだんて♪通信」は残っていく。

今回はお手間をかけてしまったが、
ちゃんとお送りしなければと改めて思う。
そして必要としてくださる誰かが、手に取ってくださればうれしい。(さくら)


nice!(0) 
前の10件 | 次の10件 事務所の日々 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。